自身の摂食障害をきっかけに心の揺れやすさに戸惑った不安定な20代、いつか来るかもしれない「親になること」への不安を感じていました。「この想いはきっと私だけじゃない…。」看護師として産科勤務をしながら、気がかりなお母さんに何人も出会ってきました。もっと生活の身近な存在として地域へ出て「女性のこころのサポートがしたい」と思い助産師学校へ行きました。
その後、2女1男を出産。母として初めてのことばかり、そんな中で自分自身と向き合わされる日々。子どもとどう関わったらよいか戸惑う中で、たくさんの出会いがあり、「自分をうんと満たすことが必要だった」という気付きがありました。また、自立した大人として大切にされること、これも大きな支えとなりました。
相変わらず戸惑いながらのハチャメチャ育児だけど、いまでは毎日が楽しくて子どもは可愛くて、こんな自分が等身大でなんかいいなと感じています。
私が気がかりだと感じたお母さんたちにも、母である前に、頑張りすぎずに、まず「じぶん自身」を満たしてほしい。妊娠出産という尊い体験のときにこそ、うんと大切にされる経験をしてほしい。それにはどうしたらよいか…、助産院での出産へ関わらせていただく経験を通して、大きな学びを得ることになりました。
助産師として私にできることは、助産を通して愛を届け、信じて見守り応援し続けることです。きれいな答えなどでなくてもいい、時間が必要なことがあってもいい。揺れるときも、ふさぐときも、キラキラとあなたの命が輝いています。毎日、はなまるを贈りたいです!
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助産師の仲間とともに学びを共有しながら、お母さんと赤ちゃんにより良いケアを提供させていただけるよう、ともに自己研鑽を継続していくことを大切にしています。